石垣の町とともに、百余年
玉那覇酒造所は1912年創業。 八重山に現存する酒造所では最も古い歴史を持ち、 石垣島の市街地で百年を超えて泡盛造りを続けています。
創業者は、首里で酒造りを学んだ玉那覇家の初代。 その技を石垣島へ持ち帰り、酒造りを始めたと伝えられています。 石垣の町が大きく姿を変えていく間も、 蔵では代々その酒造りが受け継がれてきました。
代表銘柄は「玉の露」。 数多くの商品を造り分けるのではなく、 この銘柄を中心に酒を造り続けてきた小さな蔵です。 大きな設備による大量生産とはまた違う、 昔ながらの泡盛蔵の姿を今に残しています。
MoodToyo's Stocks
現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。
玉の露 30度 (一般酒)【販売中】
瓶詰時期:随時入れ替え
瑞々しい香気、やわらかな口当たりと甘み、親しみやすい飲みやすさで人気の定番酒。食中酒としてもどんな料理にも合うと思います。
玉の露 43度 (3年古酒)【販売中】
瓶詰時期:----
やわらかさを持ちながらも濃厚な味わいと甘みのある43%度の玉の露。店内で熟成させてみたいが人気も高く熟成が追いつかない。
玉の露 銀 (古酒)【熟成中】
瓶詰時期:-----
5年古酒の30度。また再販してほしい。
店主の記録
前社長さんは都内の試飲会でお会いしたこともある。北はやんばるから西は与那国まで、かなりの蔵元が一同に会した大きな試飲会だったが、なかでもひときわニコニコした笑顔は親しみやすく丸かった。あの笑顔に少々の懐かしさもある。そして何より「八重山最古の蔵元」の響きに心が踊る。カーナビに導かれ閑静な住宅街を走ることものの数分、「目的地に着きました♪」と同時に目に飛び込んできた赤瓦、「最古の蔵元が醸し出す風情」に胸が熱くなったがそれは「隣の家」だった。白いコンクリートの建屋にあった看板すら見落としていたことに苦笑いした。
ご対応くださったのは奥様でした。一通りのご説明をいただきましたが、自分は壁にある2本の泡盛が気になって仕方なかった。おそらく「上の空」が丸出しだったのか「あれは25度でもう最後の2本..」と聞くや否や「ください」と即答してしまった。もうこの旅の大きな成果に大いに喜びました。ご主人がお手隙なら創業者が八重山に移った経緯や時代背景など、聞きたいことは多かったが「最後の2本」でもうお腹いっぱいになっていた。「また来ますね!」そう言い残し蔵を後にしました。終始朗らかでにこやかな奥さま、「玉の露」には二人の人柄がそのまま溶け込んでいるようだと妙に納得した訪問でした。