水から生まれ、洞窟で時を重ねる
多良川の創業は1948年。 宮古島の南東部、城辺砂川の地で酒造りを始めました。 蔵の名「多良川」は、この地を流れる地下水に由来します。
珊瑚礁が隆起して生まれた宮古島には大きな川がなく、 雨は石灰岩の大地へ染み込み、地下水となって島を潤します。 その水を仕込みに生かし、黒麹とともに醸す。 島の大地そのものが、多良川の酒造りを支えています。
そして多良川を象徴するもうひとつの場所が、 天然洞窟「ういぴゃーうぷうす蔵」。 地下の静かな空間には、未来の日を待つ泡盛が並び、 ゆっくりと古酒へ姿を変えていきます。
酒を造って終わりではなく、時間を味方につけて育てる。 「琉球王朝」をはじめ古酒に定評のある多良川らしさが、 この洞窟には凝縮されています。
MoodToyo's Stocks
現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。
多良川 30度 (一般酒)【販売中】
瓶詰時期:----
酒造所の地下を流れる名水・多良川(タラガー)を仕込水として醸した定番酒。製造から1年以上の期間をかけて出荷されています。万人受けする爽やかな飲み口です。
琉球王朝 30度 (一般酒)【販売中】
瓶詰時期:----
華やかな香りとまろやかで芳醇な味わい、後から来る甘みもス〜ッとキレる。なんともバランスが良い宮古島でも人気の泡盛。明確な表記はないが5年古酒のブレンドであるのは確か。一説によるとオトーリ人気No.1であるとか。
マクガン【販売中】
瓶詰時期:-----
近年、沖縄ではラムを始め、ウイスキー、ジンといったジャンルへ領域展開する動きが活発化してます。
こちらはラムに粉末黒糖を加えたリキュールになります。
店主の記録
「あれ?今日休みじゃない・・・」沖縄へは日曜日から旅行に行くことが多い拙者が、宮古入りして真っ先に訪れたのが「多良川」でした。自分自身は仕事で来てるつもりな訳で完全に曜日の感覚は関東へ置いてきてしまったようです。
その後、空いた時間を埋めるように観光地巡りが始まり、今度は仕事を忘れてしまうという有様...おかげで三角形の宮古島の端から端、そして離島までと、たっぷり堪能できました。酒造所には入れなかったのに、宮古島そのものには随分と詳しくなって帰ってきた旅でした(笑)。
そんな多良川には、その後ちょっとしたご縁が。 当店のお客さんの叔父さまが、長く多良川に勤めていた方でした。 後年お会いした際には、「タラガーのおじさんだ」と勝手に親近感を覚えながらも、あの時の閑散とした休日の多良川の景色が蘇りました。
酒造所の中を見た思い出はないが、なぜか思い入れだけは強い。酒で繋がり、人との縁でまた繋がった多良川は、自分にとって少し不思議な味わいを残す酒造所です。