瑞泉の名を受け継いで
瑞泉酒造の創業は明治20年(1887年)。 首里の地で酒造りを続けてきた、 沖縄を代表する老舗泡盛メーカーのひとつです。
酒造所の名前であり代表銘柄でもある「瑞泉」は、 首里城の南側に湧く名水「瑞泉」に由来しています。 かつて琉球王府に大切にされていたこの湧水は、 首里の人々の暮らしと文化を支えてきました。
琉球王国の時代から受け継がれてきた泡盛文化。 瑞泉酒造はその中心地である首里に根を張り、 時代の変化とともに歩み続けています。
古酒文化を育てる蔵
瑞泉酒造を語るうえで欠かせないのが古酒づくりです。 泡盛は時間を重ねることで香りや味わいが変化し、 より深みのある酒へと育っていきます。
瑞泉酒造では長年にわたり古酒文化の継承に力を注ぎ、 様々な熟成年数の古酒を世に送り出してきました。 沖縄県内だけでなく県外にも多くの愛飲家を持つ理由のひとつでしょう。
また伝統を守るだけでなく、 泡盛の新たな楽しみ方や若い世代への発信にも積極的です。 歴史ある酒造所でありながら、 常に未来へ目を向けている蔵でもあります。
MoodToyo's Stocks
現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。
瑞泉 30%(古酒)【販売中】
瓶詰時期:随時入れ替え
気軽に味わえる3年古酒。深みのある香り、甘みとまろやかさ。当店では瑞泉のスタンダードとなる1本。
瑞泉 43度 (古酒)【販売中】
瓶詰時期:随時入れ替え
甕貯蔵の3年古酒。芳醇な香りと深みのあるコクが良い。安定して出荷していただけるのでとてもありがたい。
おもろ 43度 (古酒)【熟成中】
瓶詰時期:
堂々の甕貯蔵10年古酒。自分ですら勿体無くてまだ飲んでおりません。それでも「おもろシリーズ」では若い方で、15年、18年、21年と上には上がいる。
御酒 30度 (古酒)【販売中】
瓶詰時期:
焦土と化した首里ではもちろん酒造所も戦禍に見舞われました。蔵が焼けるということは黒麹も然り。ですが戦前の黒麹が東京大学に保管されていたこと。またその麹で発酵に成功したこと。そんな奇跡が60年ぶりに蘇った幻の酒を産みました。
御酒 30度 (古酒)【熟成中】
瓶詰時期:
こちらは熟成後、古酒として発売されたものになります。白梅の香りにも似た芳香らしい。
King Crown 30度 (10年古酒)【熟成中】
瓶詰時期:
1800mlがわずかに残っております。
店主の記録
首里城の南、閑静な住宅街のなか、木製の看板に瑞泉の文字を発見。アーチ型の門をくぐり酒造所内の「ショップ」に入ります。まず目に飛び込んでくるのはガラスの向こうに並ぶ甕、甕、甕。50〜60本はあろうかという紅の布で蓋された甕がとてもエキゾチックだった。ショップだから試飲コーナーもあって、観光客の受け入れ態勢はバッチリ。あの甕見せられて、「このお酒もあの甕で熟成させたものなんですよ〜」なんて言われたら買いますよ。首里のお膝元にある泡盛の旗艦店。泡盛文化の顔としても相応しく「流石だなぁ」と感動しました。首里城も再建し、開場も間近と聞きます。是非みなさんも一度は足を運ばれては。